特長（車体カラーは撮影条件などから、実際の色と多少異なる場合があります。）

※画像は実際のモデルと仕様が異なる場合があります。

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パワーユニット

エンジン

＊カワサキの自然吸気エンジンの中で、もっともパワフルな1,441cm³エンジン。広い回転域にわたってパワーと強力なトルクを生み出し、トップスピードまで鋭く加速させます。

＊エンジンは全回転域で強大なトルクを発生。特に中速回転域から高速回転域の胸をすくような加速は、4,000回転を超えてから顕著に感じることができます。

＊最大トルク16.1 kgｆ・mを発生するパワフルなエンジンは、あらゆるギア、エンジン回転数からでも力強い加速力を発揮。全回転域での力強いトルクが最高のパフォーマンスを発揮します。

＊シリンダーヘッドは燃焼室形状の製法を切削とすることで、精巧な構造を実現。さらに、12.3:1という高圧縮比とすることで、全体的なエンジンパフォーマンスの向上を実現しています。

＊吸気ポートをポリッシュ仕上げとすることでスムーズな吸気を実現。また、排気ポートの最適化により排出性能を高めることでパフォーマンスを向上しています。

＊吸気バルブはバルブフェースに高周波焼き入れ処理を施し、バルブシート素材を組み合せることより高い信頼性とパフォーマンスに貢献しています。また排気バルブにも焼入れ処理が施されており、優れた強度と高回転域においての高い信頼性を実現しています。

＊ラチェット式の油圧カムチェーンテンショナーを採用することで、エンジン冷却時においてもカムチェーンの張りを適正に維持し、メカニカルノイズを減少させています。

＊シリンダー1番と2番、3番と4番の間にバイパス孔を設けることで、排気効率を最適化しています。

＊エンジンには2軸2次バランサーを採用することで、不要な振動を大幅に軽減。スムーズなエンジン特性を実現しています。

＊高出力エンジンからの大きなパワーに合わせ、強度に優れる530サイズのドライブチェーンを採用しています。

＊クラッチにはバックトルクリミッターを採用。過度なエンジンブレーキによるリヤタイヤのホッピングを軽減し、スムーズなシフトダウン実現。駆動系の保護にも貢献しています。

＊ラジエータのクーリングファンはデュアルタイプとし、高い冷却性能を実現しています。











フレーム＆サスペンション

フレーム

カワサキ独自のアルミニウムモノコックフレームと、路面追従性が高く、底づきしないサスペンションによりスポーティなハンドリングとしっかりとした高速安定性を両立しています。

＊ステアリングヘッドにはグラビティ鋳造、メインフレームにはプレス、ピボット周辺には高真空鋳造の採用など、各パートで最適な製法を取り入れることで、高い剛性としなやかさを併せ持つモノコックフレームを実現。また、肉厚も各所で最適な厚みとすることで、理想的な強度バランスを保ちながらも軽量に仕上げています。

＊モノコックフレーム独特のねじり剛性に大きく貢献するリジットマウント。エンジンをストレスメンバーとして使用することで、フレームの軽量化にも貢献しています。

サスペンション

＊力強いパワーに合わせ前後サスペンションのスプリングはやや硬めの設定としながらも、衝撃吸収性能と路面追従性を高めることで、超高速での安定性を維持したまま、スポーティな特性を実現しています。

オーリンズ製TTX39リヤサスペンション

＊オーリンズ社との共同開発で生まれた高性能TTX39リヤショックは、コーナリング性能を高め、リヤの安定性を向上。

＊フリクションロスをより低減したサスペンションは素晴しい減衰フィーリングを生み出し、高速での快適な乗り心地とワインディングでのスポーツハンドリングを提供します。

＊独自のツインチューブ構造を備えたオーリンズTTX39ショックユニットは、このシンプルな構造でショックユニット内にあるさまざまなコンポーネントのコンパクト化と軽量化を実現し、安定した減衰力を発揮。またキャビテーションを軽減する効果も達成していす。

＊無段階でスムーズな調整ができるプリロードアジャスターは、タンデム乗車時や荷物を載せた時のプリロードを工具など使用せず、簡単に調整可能。

＊減衰調整は圧側と伸側それぞれ可能。減衰力調整のダイヤルは高品質な切削仕上げとしています。







ブレーキ＆ホイール

ブレーキ

＊フロントブレーキにフロントブレンボ製のφ310mmセミフローティングブレーキディスクを装備。ステンレス製ディスクは高い効力とダイレクトなブレーキフィールを得る事が出来ます。

＊ブレーキディスク外周に刻まれた溝はブレーキディスクの放熱性を高めています。

＊ラジアルマウントのブレンボM50鋳造モノブロックキャリパーを装備。φ30mmの4ピストンキャリパーは剛性が高く、強力な制動力を発生します。

＊ブレンボ製ラジアルポンプ式マスターシリンダーとリザーバータンクは、カワサキ向けに各部の検査を行い、無効ストロークを最小化して出荷されます。その結果、握りはじめから制動力を発生し、レバーの動きに対してダイレクトなブレーキ効力が得られます。

＊ブレーキホースはステンレスメッシュ製で、ダイレクトなブレーキタッチに貢献します。

＊リヤブレーキディスクはφ250mmで、フロントのブレンボ製ディスクに合わせた真円デザイン。対向2ピストンキャリパーを採用しています。

ホイール

＊前後ホイールには軽快でスポーティな10本イメージのスポークタイプを採用。











イクイップメント

スタイリング

＊Ninja ZX-14Rは、インパクトとバランスのとれたデザインを同時に合わせ持ち、コックピットをはじめとする細部の仕上げにもこだわり、高級感を持たせています。

＊サイドカウルの形状はライダーにあたる熱風を低減し、快適性向上に貢献しています。

＊エキゾーストのジョイントパイプ部にはヒートガードを設け、停車時等におけるライダーへの熱害を軽減しています。

＊パッセンジャーフットペグ後方にはヒールガードを装備。サイレンサーからの熱害、サイレンサーへの擦り傷を軽減しています。

＊フロントカウルのインパクトをさらに強調する、4眼タイプのプロジェクターヘッドライトを採用しています。

＊存在感のあるテールカウル、デュアルサイレンサー、190サイズのリヤタイヤが威風堂々としたリヤビューを印象づけます。

＊サイレンサーは容量を確保しながらも五角形デザインとすることで、充分なバンク角を確保しています。

＊フューエルタンクには立体デザインのタンクパッドを標準装備。タンクキャップには切削加工を施し、高い質感を実現しています。

＊フロントシート後端に格納式の荷かけフックを備え、タンデムグリップにも荷かけフックを装備しています。

＊メンテナンス時などに便利なセンタースタンドを標準装備。車体左側にアシストグリップを設けることで、より少ない力でセンタースタンドを掛けることが可能です。

＊車体左側にはヘルメットロックを標準装備しています。

マルチファンクションメーター

＊アナログ式のスピードメーターとタコメーター。メーターの盤面はブラックからハイクオリティな印象のドットパターンを採用しています。

＊中央のLCDスクリーンはライダーの好みに応じて背景色を黒と白から選択可能。

＊メーターパネル中央に配置されたマルチファンクションディスプレイには、燃料計やギヤポジション、オドメーター、デュアルトリップメーター、時計などを表示。さらにLCDには、瞬間・平均燃費計や、航続可能距離計、電圧計、外気温計を表示。また、左ハンドルスイッチのマルチファンクションボタンを使用することで、グリップから手を離すことなく表示の切り替えが可能です。

＊左ハンドルスイッチのマルチファンクションボタンを使用し、KTRCやパワーモードのモード選択、言語や時計などの初期の計器設定を行うことが可能となっています。

＊LCDスクリーンに表示されるエコノミカルライディングインジケーターが、ライダーの低燃費走行をサポートします。


エレクトロニクス
KTRC （カワサキトラクションコントロール）
＊KTRCとはスポーツライディングから滑りやすい路面における走行まで、様々な状況において安定した車体の挙動維持をサポートするカワサキのトラクションコントロールシステムです。
＊KTRCは3つのモードから選択可能。モード1とモード2は高度なプログラミングにより、ある程度のスリップを許容して最大限の加速力を優先します。モード3は悪路などでエンジン出力を制御し、ライディングをスムーズにすることでライダーに安心感を提供します。また、システムはオフにすることも可能です。
パワーモード
＊フルパワーとローパワーの2つの出力特性を選択でき、ライダーは好みや状況に合わせてモード設定が可能です。ローパワーモードではフルパワーの約75％の出力となります。
＊KTRCとパワーモードを組み合わせることでライダーは全8通りのセッティングから、ライダーの好みや状況に応じたものを選ぶことが出来ます。